ここ最近思ったことを書くシリーズ!
職場に新しく入った方、めちゃくちゃ自責傾向が強くて完璧主義というか、「他人からのフィードバック=ダメ出し(減点・失敗)」という受け止め方みたい。
だから、フィードバックを貰うたび落ち込んで、「次は何も言われないように」と考え込んじゃうせいで、全然アウトプットが出せなくなる。
人の命を預かってるとか、正確性が大切でミスが許されない職種なら、自責や完璧主義も必要なのだろうな。
けど、我々は違うので、周りを困らせるだけになっている。
例えると、私がいるチームの仕事の進め方は、「三人寄れば文殊の知恵」スタイルとでもいいますか。
「『1人が作った60点のアウトプット』をチームみんなで揉んで、80点に仕上げる。そこからさらに、複数のステークホルダーにフィードバックをもらいながら、100点に近づくように高めていく……」みたいなプロセスでモノづくりをしている。
だから、アウトプットにはフィードバックをもらうのが当然で、「改善点を指摘されたから悪いアウトプットだった」「もっと完璧なものを出してこい」なんて誰も思わない。
もちろん、最初のアウトプットの精度が高ければ早く100点に近づけるから、個人の能力研鑽は大事だけど、それはそれ、というか。
むしろ、経験が浅い人こそ1人で悩んでないで、早くアウトプットを場に出してくれた方が、みんなに喜ばれる。チームで揉む時間を長く取れて、最終的な品質を保ちやすいから。
そのことは新人さんにも散々伝えているんだけど、どうも心に刺さらないみたい。
もはや、何を言っても「責められてる。自分の能力が低いことや、成果物の完成度の低さを問題にされている」と思ってしまう模様。
私たちが問題にしているのは、あなたの能力ではなくて、その受け止め方・認識のズレなんです……
これ、最近私がテーマにしている「他意を読まない」ことがいかに大事か、再確認させてくれるなあ。
こんな感じで、チームメンバーの想いと新人さんの解釈がずれてるってことなので。
チームメンバーの本意
- アウトプットはアウトプットとしてだけ見ていて、作った本人とは結びつけてない
- チームの成果物を良くするために、アイディアを出し合ってる
新人さんの解釈
- アウトプットに沢山フィードバックが来るってことは、私の能力が低いってことなんだ
- みんながコメントする内容は、全部「本当はこうして欲しかったのに」っていうダメ出しなんだ
みんなの言葉を言葉通り受け止めてれば、こんなすれ違い起きず、お互い苦しまなくても済むはずなのになあ。
真面目で責任感が強いからこそ、こうなるんだろう。
その性格、本当にすごく偉いんだけど、ときには無邪気で無責任になった方がいいこともあるのかもね……
ただ、思い返せば、私自身も新卒で入った会社で完全に同じドツボにハマっていたなあ。なんでできないんだろう、また怒られた、とか思って病んでたなあ。
当時は自分のことしか見えてなくて、何でもかんでも「自分でなんとかしなきゃ」って思っていたのもよくなかったのかも。
今は、どうしたらいいかわかんなくなったら、すぐ人に相談するし。
当時の私に声かけられるなら、「その悩みをOJTの先輩に素直に相談しな!!」って言ってあげたい。
とにかく、言われてることを勝手に自分の物差しで解釈して病むのって、本当に辛いだけで意味ないよねっていう話でした!